豊かな自然に恵まれた若葉台。その中でも、若葉台公園付近は特に緑が豊富で、3月末から4月はじめころまで一帯が満開の桜に彩られます。
この公園へは、若葉台中央バス停からショッピングタウンわかばを抜けて行きます。
わかばの広場(石の広場)、ジャブジャブ池を過ぎると、広々とした若葉台公園グラウンドが目の前。ここでは、若葉台夏まつりや、どんど焼きなどさまざまな行事が行われます。
この写真は1月、若葉台まつりの会と、若葉台まちづくりセンターの人々がどんど焼きの準備をしているところです。
グラウンド右手には、アスレチック公園があり緑に包まれた中に、アスレチックのさまざまな遊具が置かれ地元の子どもさんたちの格好の遊び場になっています。
昨年夏には、この公園と周囲の林の中で、セミの羽化の観察会が開かれました。みんなで、木の幹をのぼり、羽化を始めるセミの様子をハラハラ、ドキドキしながら見つめました。夏の得がたい体験になったようです。
アスレチック公園の横には、木の間越しに遊水池が見えています。
この遊水池にはカワセミや、その他の野鳥が多く飛来しカメラ愛好家の格好の野鳥撮影スポットにもなっています。
長年野鳥撮影をされている富安和𠮷さんから、貴重な野鳥の写真をお借りしました。富安さんは「若葉台の野鳥図鑑」を作成。遊水池を訪れた、数多くの野鳥の姿をカメラに収めています。
遊水池を訪れる野鳥の中でも特に人気の高いカワセミ。捕った魚をくちばしにはさんでいる貴重な写真です。
これは日本3鳴鳥のひとつと言われるオオルリ。腹以外は美しい瑠璃色の羽根におおわれています。
背中にオレンジ、黄、白、黒などの色の点在するキビタキ。コジュケイや、ツクツクボウシなどの鳴き真似をするのがうまいそうです。これらの野鳥を4~5月、ぜひ若葉台公園遊水池で見つけてみられてはいかがでしょう。
なお若葉台公園横には、四国西予市城川町が本場の茶堂があります。この茶堂はY150後に若葉台に移設されたもので、中のお地蔵様は城川町の方から贈られました。この中で、よく子どもさんたちが遊んだりお年寄りがひと休みしています。
この時期、ほんとうに桜の開花が待たれますね。ぜひ一度満開の桜を、若葉台に見に来てください。