ショッピングタウンわかばにある「コミュニティ・オフィス&ダイニング春」では、水曜日と祝日を除き、毎日おいしいランチや、ティータイムのケーキセットなどを提供しています。
正面入ってすぐの所に2月20日から、和風の折り紙人形が展示されていて、訪れた人々の目を楽しませています。
人形を制作したのは折り紙名人 吉田祥一郎さん。
白い壁の手前に息を呑むほどたくさんの美しい人形が並んでいます。
このお人形たちは、平安時代のお姫様の正装ほかを、素材に折り紙という手法でさまざまに再現。すべて折り紙、和紙、着物のハギレなどから作られています。
ランチに訪れた人々の間からも「素敵!」「本当に手作りなの?」などの声が上がっています。
こちらのお人形はなんと、百人一首にも登場する六歌仙のひとり「小野小町」。美人でも有名な方ですね。
着物にも姿にも、美しさがにじみ出ている素敵なお人形です。
「親王飾り」
雛祭りのこの時期、お部屋に飾っておきたい素敵な折り紙のお雛さまです。
「月夜」
あえて後ろ姿で・・・。
ハギレ紙の美しさを表現した作品です。着物の裾のカーブにもご注目を!
「振り袖三部作」
振り袖姿を、三種の姿勢で表現している意欲作です。特に、「椅子座はレア感あり」。
異色作「羽衣の天女」。
紙の軽さを生かして制作されています。
「十二単」
ハギレと紙を貼り合わせ、布紙にして平安時代のお姫様の衣裳を再現しています。
「日本の姫(左))」には、「やはり赤。左右対称でないのも折り紙ならでは」の言葉。
「ウクライナの姫(右)」には、「国旗の青と黄をイメージ。平和祈願」の言葉が添えられています。
懐かしの「ハイカラさん」
モダンでイキのいい感じが当時のハイカラな女学生の雰囲気にぴったりです。
いかがでしたでしょうか。着物の形状や姿勢など、驚くほどの多彩な表現ですね。
ほかにもさまざまな衣裳の人形が、皆さまのお越しをお待ちしています。
「折り方が決まっているわけでなく、創作でどんどんアレンジしています。友禅和紙も美しいですが、最近はハギレと紙を貼り合わせたハギレ紙を作って折ることもあるので、ハギレの柄や質感も楽しんで欲しいです」と作者の吉田祥一郎さん。
3月3日の雛祭り当日まで展示されていますので、ぜひ、折り紙人形に会いに来てください。
コミュニティ・オフィス&ダイニング春ではランチ(650円)やティータイムもお楽しみいただけます。
休日:水曜日、祝日
℡045-878-8960