自然豊かな横浜若葉台には、野外で活動するサークルが数多くありますが、中でもユニークなのが、若葉台炭焼き工芸普及会。旧若葉台西中学校グラウンドに設置された窯で定期的に、竹炭ほかさまざまに造形豊かな炭を焼く活動をつづけています。
コロナ禍の中、活動を停止していましたが10月2日、5か月ぶりに窯に火入れし竹炭作りを行いました。
当日窯に入れたのは約77キロの竹。これが焼き上がると、20キロくらいになるとのこと。
発生する煙が、広がらないように煙が煙突を通るなどの工夫をしています。この煙突、どこか懐かしさを感じさせる光景です。
終日窯を炊いて見守り、炭が焼き上がった頃に火を止めて、その後は、そのまま1日置いて冷まします。
2日後の4日、いよいよ窯を開きました。
これは、すごい!
白い灰をかぶって竹炭がきれいに焼き上がっていました。
少しずつ窯から取り出して重さをはかります。
そして、ビニールシートの上に移動。
その後、段ボール箱の中に、ていねいに並べていきます。
今回も、よい竹炭がたくさんできたようです。皆さん、満足そうですね。
竹炭は消臭効果があり、冷蔵庫や下駄箱押し入れなどに利用されるとのこと。
また、煙が煙突を通ったあとに溜まる竹酢液は、薄めてスプレーし、花壇やプランターの虫除けに使われるそうです。
環境面でもいろいろ利用できそうで楽しみです。なおこの竹炭や、竹酢液は、旧若葉台西中学校内の「地域交流サロン ふれあいにし」で購入できます。
炭焼きは、窯のそばについて終日見守るという根気のいる作業。
それだけに戸外で、合間を見て仲閒ととる食事は最高!
ホッと気の抜ける時間ですね、皆さん楽しそうです。
同会では、炭焼きの仲間も募集中です。
連絡は代表の松延さんへ℡(921)8452