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若葉台公園遊水池にハスを移植 開花が楽しみ

自然の豊富な若葉台ですが、中でも最も自然を満喫できるというか、自然に包まれた気持ちになれるのが、ショッピングタウンわかば近くにある若葉台公園遊水池周辺です。

買い物帰りにちょっと立ち寄れるよさもあります。

こちらは、4月から5月にかけて、およそ百匹のコイが池の上を遊泳しているさまです。若葉台まつりの会の皆さんが、複数のワイヤーを通して毎年あげてくれています。

お気づきのように遊水池には今、かなりのアシやガマが繁茂しています。そのせいか、この数年、あれだけ飛来していた野鳥の姿も少なくなっているとか。

「なんとか元の豊かな自然に戻したい!」そんな願いをこめて昨秋11月、有志の皆さんの手で、「若葉台遊水池水辺愛護会」を発足。

横浜市の認可も受けて活動をスタートさせ、岸辺の葦(ヨシ)やガマを刈り取るなど水辺の清掃を続けてきました。

そしてきれいになった水辺に、4月6日までに2回、ハスの根の移植を行いました。

池の底にじかに植えると、水面に達するまで育つのが難しいとのことで、箱型の容器に植えた上で、池の中に移したそうです。

ハスの根を手に取って見せてくれました。皆さん、本当にありがとうございまました。

このハスはもともと、旧若葉台西中学校の池に植えられていたもので、昨年の夏、赤や白の大輪の花を次々に咲かせ、人々の目を楽しませていました。

これは開きかけたハスの花。淡い色が上品で、完全に開ききったときの美しさが想像されます。

水辺愛好会ではこのハスを25株移植。7月ごろには開花するとのことで、遊水池で見守っていられるのは、本当に楽しみですね。

また遊水地は、バードウォッチングや、野鳥の撮影をする人々にとっても大注目の場所ですが、この数年、野鳥の姿をあまり見かけなくなったと心配の声も。

けれど清掃活動のお陰で、野鳥も徐々に戻りつつあるようで、「このところ、毎日のようにカワセミを見かける」そんな声も聞こえてきて、水辺の景観がますます楽しみになってきました。

5月13日には、旧若葉台西中学校木工室を会場に、水辺愛護会主催の「野鳥観察報告会」も開かれました。

その際に配られた「若葉台遊水池野鳥観察図鑑」では、オカヨシガモ、小ガモからヒヨドリまで34種類もの野鳥が掲載されていて、その種類の多さに驚かされます。

ハスの開花と共に、これから、野鳥も増えてくれたらうれしいですね。

ところで、もうひとつ嬉しいお知らせが。

昨年11月から水辺愛護会が雑草を取り,寒肥や腐葉土を施してきたWAKABADAI文字のサツキが今年開花しました。

このサツキは旭区誕生40周年記念「リレー植樹」で、旭土木事務所から供給された苗を、10自治会が手分けして植樹したものです。若葉台誕生30周年も兼ねて皆さんで協力して行われましたが、これまで一輪も開花したことはなかったとのこと。それが、植樹から12年目の今年、このような開花が見られました。

本当にうれしいですね。若葉台遊水地水辺愛護会の皆さん、ありがとうございます。

若葉台遊水池水辺愛護会では第3木曜日に清掃活動を行っています。仲間も募集中。連絡は代表の松延邦明さんまでお願いします。℡(921)8452

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