今年はイベントの中止などが相次ぎ、子どもたちにはちょっぴり残念な夏休みになってしまいましたね。でも若葉台には自然や公園がいっぱい。水鉄砲で水遊びしたり、虫捕りをしたりと元気に遊ぶ子たちがたくさんいました。そんな中、毎年開かれている「セミの羽化(うか)の観察会」が8月12日、19日の2日間開催され、参加した子たちは楽しい時間を過ごしました。
観察会は午後5時に始まりました。講師の志村さんからセミの抜け殻の事や羽化についての説明を受けたら、いよいよセミの幼虫探しです。アスレチック公園からスタートしました。
セミの宝庫のような若葉台。もらった資料をじっくり読んでます。セミについて詳しくなったら若葉台の夏がもっと楽しくなるね。
セミが出てきそうな穴に小枝を入れてしばらくたつと、小枝に幼虫がくっついてくることがあるそうです。
セミの幼虫を探していたら、カブトムシの雌を見つけました!若葉台ではカブトムシやクワガタもたくさん見つけられます。
カブトムシを見つけた後、今日の1匹目のセミの幼虫を発見しました。動きが止まったら羽化が始まります。無事羽化するといいね。
公園の南側に移動し、また幼虫を探します。
「穴の中に何かいそうなんだよなあ」と言いながら穴を除く男の子たち。まだ明るいからかこの日はなかなか幼虫を見つけられません。
再度場所を移動し、暗くなるまで幼虫を探しましたが、残念ながら幼虫は見つけられませんでした。
幼虫が思ったようには見つけられず残念でしたが、集まった子たちは夜空に輝く星を見ながら、暗くなるまでお友達と一緒に幼虫探しができたことを喜んでいました。「また来年参加しよう!」
この日見つけた幼虫は、夜遅くに家の中で羽化をはじめました。