まちづくりセンターでは、ヨコハマSDGsデザインセンター、MONET Technologies株式会社(ソフトバンク株式会社のグループ会社)と連携し、⾼齢者や⼦育て世代など、誰もが「住みたい」「住み続けたい」と思えるまちの実現に向けた、オンデマンドバスの実証実験を実施しており、2020年1月14日から第3回の実証実験を開始します。
前回までの実験から次のような検証結果が得られました。
- 保育園や福祉施設での利用ニーズがある
- 前回の実験から、Android端末からの利用も可能にした結果、利用者数が急増
- スマートフォンだけでなく、WEBブラウザからの予約も対応してほしいとの要望があった
上記を踏まえ、有料化等による持続可能な運行を目指し、今回の実証では以下の変更を行います。
- 福祉車両の導入 →地区内の⾼齢者や福祉施設利用者等の需要を把握
- WEB予約に対応 →予約手段を増やし利便性を向上させ利用者増をはかる
- 実験期間を2カ月に延長 →オンデマンドバスの露出を⾼め認知度向上をはかる
また、実証実験を行うにあたり、保育園や幼稚園、福祉施設等の施設の皆さまに広報面でのご協力をいただき、より多くの方の利用を促進してまいります。
■実証実験の概要
■使用車両
①一般車両(1台)
ハイエースタイプ 9席(チャイルドシート2台、ジュニアシート1台)
【車両のイメージ】
②福祉車両(1台) ※2月13日~
ハイエースタイプ 車いす2台(リフト付き、6席) ※介護ヘルパー2級以上の補助業務員が同乗します。
【車両のイメージ】
■運行エリア
今後、オンデマンドバスの本格サービス化をはかるべく、本実験を通じて、施設連携を進め、有料化の検討、単なる移動手段にとどまらない新たなサービスの付与の検討など、新しい事業スキームの構築を目指してまいります。
若葉台オンデマンドバス実証実験は、⼀般財団法⼈ トヨタ・モビリティ基金 「地域に合った移動の仕組み作り」助成採択事業です。